【体験】「ソシオエステティック」でのネイルカラーの役割


マイナス思考が強いご利用者様


先日、婦人保護施設で美容ケアをさせていただいたところ、ネイルカラーが心に与える効果が見られたので、ご報告させていただきます。


そのご利用者様は入居が長く、何回か担当させていただいておりますが、マイナス思考が強く、なかなか前向きな気持ちになれないでいらっしゃいました。


色々と悪いことが続いたそうで、「どうしてわたしだけこんな目に遭うのだろう?」ともらされることもありました。


それでも、ソシオエステティックの美容ケアをお受けになると、一時的に気持ちが晴れるようで、変化を感じやすいメイクやネイルを好んでお選びになられていました。



前向きなお言葉


初めの頃は、過去の出来事に対する怒りや将来に対する不安、今の生活に対する愚痴などが多かったのですが、ある時

「くよくよ悩んでいても仕方がないから、もう悩むのはやめた。」

と仰いました。

初めて聴いた前向きなお言葉でした。


そして、先日は体調も良さそうで、声にも力があり

「就職が決まったから、今日は気合いが入るようにえんじ色に爪を塗ってほしい。」

と、ご依頼を受けました。


爪をネイルファイルで磨き、粉を拭き取り、ネイルカラーを塗布していると

「終わり良ければ全て良しと思うことにした。」

と、またまた嬉しいお言葉が…



心に響くネイルカラーの効果


わたしは、過去にカラーセラピーを学んだことがあり、基本的な色の意味を知っておりますが、確かにえんじ色は気合いの入る色です。


えんじ色は、赤色と茶色を合わせた色ですが、赤はやる気や元気が出る色で、茶色はグラウンディング(地に足を着ける)の色なので、しっかりと着実に歩み出されたのだなぁと感じました。


誰から教わるわけでもなく、ご自分に必要なふさわしい色をお選びになられ、感心してしまいました。


これもきっとソシオエステティックで感覚が研ぎ澄まされたおかげでしょうか?

ネイルカラーには、気持ちを明るくしたり、元気を与えるなど心に響く効果があるようです。



ソシオアシス

SOSIOASIS(ソシオアシス)はフランス語で社会を表すSOCIO(ソシオ)とOASIS(オアシス)を合わせた造語です。 社会の困難や厳しい状況の中での安らぎや安息の場所でありたいという意味が込められています。

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